代用だよ〜
前髪や横髪などが少々伸びていると、下を向いたときダラッと髪が落ちてきて邪魔。仕事中や食事中にはちょっとだけでも止めておきたい。でもそういうときに限ってヘアピンがない。ああ、困った。
そんなとき、パッと身近なもので代用できたらいいですよネ。ということで、便利!快適!代用品を並べてみようと思います。
選外 ゼムクリップ
―――あの普通のクリップです。滑りやすくはさむ力が弱いのでやや難易度高。
5位 輪ゴム
―――ご存知でしょうが、輪ゴムは最終手段にしておきましょう。きっちり結ぶと痛い目にあいますので、ゆるく結びましょう。きしめんタイプのゴムはひっかかりにくく使いやすいです。
4位 フェイスタオル
―――お風呂上りみたいに頭にグルグルしておきます。もしくは職人鉢巻タイプが良いでしょう。あまり長い間していると、生え際に癖が付くので注意です。
3位 カーディガン
―――カーディガンを肩にかけ、腕を通さず頭の上で両袖を結ぶと即席ヘアバンドになります。薄手が良いでしょう。
2位 ダブルクリップ
―――事務仕事のお供です。これはいいですよ。あの空間部分に髪を挟むわけですね。大きさが多彩なのも魅力的。引っぱり過ぎは肌に禁物です
1位 洗濯バサミ
―――ひっぱり具合が最高。まさに挟むために生まれてきた道具。それはもちろん髪が対象でも何の遜色もない。短すぎて結べない人にもオススメ。こちらも引っぱり過ぎは禁物
いかがですか。今日の日記は明日、使えるものばかりでしたね。(私はどれも会社とかで平気で使ってます)あなたの無駄知識も随時募集してます。レッツ代用!(笑)。
几帳面でダラしない
<A面>
友達の家にはじめてお邪魔することになった。
「なにも無い部屋だけど、まあ入って入って」
「お邪魔しまぁす」
――――ガチャッ。
「えー、キレイにしてんじゃん!」
その一人暮らしのシンプルな部屋は、きちんと片付けられ、物はきちんとひとつひとつ居場所が決められているように生真面目に並んでいる。
「あ、先に奥の部屋入って適当にくつろいでて」
「あ、うん、ありがとう」
家主にいわれるまま、ドアを開け奥の部屋へ進んだ。
わあ、こっちもシンプルできれいに片付けてある…
って、ん!!??!
キレイな部屋の片隅にちょこんと置いてあるタンス…なぜか引き出しが1段だけ開いてるっ!
しかもなんかいろいろはみ出してるよッ!
おかしい、このキレイな部屋にこれはおかしい。
ま、まさかこれは!!!
「ど、ドロボウだよッ!ドロボウが入ったヨ!!」
<B面>
―――奥の部屋から友達の悲痛な叫びが!!
私はとるものもとりあえず現場に急行した!
「どどどどどどうしたのっ!」
「ど、ドロボウだよッ!ドロボウが入ったヨ!!」
「な、なにぃー!!?」
「こここここここここれっ!!このタンス、この段だけ開いてるのっ!なんかいろいろはみ出してるしッ!ドロボウだよ!!ぜったい判子とか探してたんだ!!」
「―――あ。」
「あ?」
「その引き出し壊れてるから閉めるのやめたんだ」
「直せ」
(どちらかが私です)
木琴親父、再び現る!〜C.S.M.2〜
※まず2003年12月22日の日記を拝読されると2倍楽しめる内容だとか。
―――いわゆるハイソなインテリアショップに行った。店内はクリスマス一色で、こちらも心躍る気分である。
すると、どこからともなく木琴の音が聴こえてきた。
あ、これは「赤鼻のトナカイさん」。そうだね、クリスマスの定番曲よね。まっかなおっはっなっの〜、トナカイさ〜ん〜わ〜♪店内に響くそのメロディにしばし耳を傾けてみることにした。
しかし、しばらくして、なにやら雰囲気が違うことに気づく。楽しいはずのあのメロディが、あまりフレンドリーじゃない。なるほど、そうか原因は、やたらと早いそのテンポ。何と言うか、挑戦的。早さを競うかのごときハイスピードで、鳴り響くのはなぜかエンドレスにイントロだけ。
「真っ赤なお鼻のトナカイさんはいつもみんなの笑いもの・真っ赤なお鼻のトナカイさんはいつもみんなの笑いもの・真っ赤なお鼻のトナカイさんはいつもみんなの笑いもの・真っ赤な…♪(以下略)」
なんじゃこりゃ、おかしいぞ!明らかに店内の用意されたBGMじゃない!これは生演奏だ!さては、おもちゃコーナーにある木琴を弾いている子どもの仕業だな?
すかさず音のする方向へ目を向ける。すると、そこには子ども用の木琴をしゃがみながら一心不乱に叩いている、
…30代くらいの男性がいた。
え── Σ(゜Д゜;)──ッ!いい大人じゃん!
なぜそんなとり憑かれたように…。むきになってやり直す様子がかなり必死だ…。
そんな男性の隣をよく見ると、
あれ…?
そこには、泣き出しそうにうつむく小さな男の子がいた。なんと悲しいその瞳…。
はっ!もしや、この男性、ぼくのお父さんなんだね?我を忘れてるけど、一家の大黒柱の、ぼくのお父さんなんだね?ちょ…、ちょっと、お父さん!なんか子ども明らかに泣き出しそうだよ!しかしお父さんは、そんな子どもの様子を気にするでもなく子どもに語り始めた!
父「ほうら、いいか、ここのフレーズはこういう風に叩くんだ!」
子「う、うん…」
父「やってみろ!」
ソ・ラソ・ミ・ド・ラ・ソ…(←ぎこちなく木琴を叩く男の子)
ソラソラソ・・・レ・・・(←失敗)
子「・・・。」
父「ほら、だから言っただろう!ココを叩くんだ!もう一度!」
子「・・・。」←沈黙しながら叩く
父「あーーーー!だから!」
お、おもちゃ売り場でスパルタ教育─── (゜Д゜;)───ッ!!
今年もお父さんは止まらない──。そう悟った子どもの目が印象的で忘れられない、そんなクリスマスイブだった。せつない。
個性いろいろ
スーパーのレジで
ひとつ前に並んでいるおじいさんが会計を済ますのをボーっと見ていた。
ピッ、ピッ
店員 「ありがとうございまーす、合計で○○円です」
おじいさん 「あいよ、ちょっと待ってよ」
おじいさんは「財布」をカパッとあけ、慣れた手つきでお札と小銭を取り出した。
店員・くぅ 「!!?」
目を、疑った。
おじいさんが取り出した「財布」は、お札を曲げずに入れられる長財布タイプなのだが、
入れ物自体が透明なので、中にいくら入っているかおおよそ見当が付くような便利なタイプだった。
そして、いかにも頑丈そうなそれは、決して破れることなどなさそうな堅固さであり、
例え魂まで凍えるアラスカの大地だろうと、身体中の水分が沸騰しそうなサハラ砂漠のど真ん中であろと、
いかなる状況でもビクともしないであろうことは容易に想像ができる。しかも密封性が高い。
さらに相当カサがあり、お札だけでウン十万は収納できそうな、それはもう立派な代物なのである。
こんな財布、みたことない。
・・・
・・・・・・た・・・
・・・・・・・・・・・・た っ ぱ 。
この人、透明タッパー、サイフ代わりに使ってるー!!
おむすびゴロリン
とっても静かでおごそかな雰囲気のビルで、ひとり、長い昇りエスカレーターに乗ってボケーっとしていた。
すると、ふいにケータイ電話がバイブしたので、あわててカバンから取り出そうとしたら
ゴンッ!!
落 と し た。
昇りのエスカレーターでケータイを落とした。
ガンッゴロッゴンッゴンッゴッ!
(あ、あ、あ、あ、あ。)
ゴツッガツッガッゴッゴッゴガゴガゴガゴガ!!
(ああああああああああああああああああああ!!)
面白いほど転がり落ちていくケータイ。それとは反対に一貫して昇りゆくエスカレーター。
どこまでも止まらないケータイを見て、焦って半狂乱になるワタシ。なんとか追いかけようとステップを降りてみるのだけど、無情にもというか当たり前というかステップはワタシの意志とは反対に依然昇りゆくことをやめようとせず、一段降りては一段上昇。一段降りては一段上昇のいたちごっこ。こうして、いつまでもいつまでも追いつけなくて道化師のようにその場でジタバタしていたら、
エスカレーターの下を通りかかった老年の女性が
ガコンゴロゴンッ!とビル中に響き渡るかのようにエコーしながら鳴り止まない激しい音(と必死の形相のわたし)に驚いて
「ヒィッ」と、か細い悲鳴をあげなあがら逃げてゆくのがわかった。
ケータイ ころりん すっとんとん・・・
おばあさん ころりん すっとんとん・・・
顔を上げられませんでした。
だったらバターをバーターで
家にバターがないことに気づき、
夜中のコンビニに行った。
わたし「すみません、バターありますか?」
店 員「バターでしたらこちらです」
わたし「いえ、マーガリンでなくて、バターです」
店 員「えっ?あっ!ちゃんとした方の!」
ちゃんと・・・(・~_・)・・・?
【ちゃんと】 副詞。まちがいなく。きちんと。(三省堂)
ここから導きだされる店員のマーガリンイメージ。
■間違っちゃった方のバター。(何を!)
■きちんとしてない方のバター。(硬さか?)
さらに調べてみる
【ちゃんと】 筋が通っているようす。たしかに。まちがいなく。(学研)
ここから導きだされる店員のマーガリンイメージ。
■筋がない方のバター。(そもそも無いよ!)
■不確かな方のバター。(存在すら怪しくなってきた)
■やっぱり間違っちゃった方のバター。(またか!)
さらに(面白いから)調べてみる
【ちゃんと】 確かで間違いのない様子。規則正しく、きとんとしているようす。りっぱであるようす。(ベネッセ)
ここから導きだされる店員のマーガリンイメージ。
■不確かで間違いだらけの方のバター。(おいおい)
■なんだかむちゃくちゃでだらしない方のバター。(あわわ)
■へなちょこな方のバター。(うわわわ)
…もう…もうやめて!
マーガリンがかわいそうだよう!(つД`)
↑自分だ! (/ `■′)/