劇的アフター？

駅で久々に出会ったっぽい男女がいた。高校卒業以来、数年振りよね〜ってな感じのノリである。

女「すごい！チョー偶然じゃーん！」
男「ホント、びっくりしたよ」
女「それにしても○○君、変わんないねー」
男「△△さんは変わったよね・・・」
女「え！ありがとぉ〜☆」

って、ちょぉっと待って！プレイバック！
今の会話、プレイバック！

男性は「変わったよね」って言っただけじゃん、それが何で「ありがとう」と即答なのだ。男性は「良い方向に変わった」とは一言も言ってないはずだ。「髪伸びたね」くらいかもしれないじゃん。ましてや「綺麗になったね」だなんて、全然言ってない。なのになんだ、その喜び具合。

現実にはさ、「化粧濃くなったね」とか「太ったね」とか「老けたね」とか喜ばしくない変わり方もいっぱいあるぞ？

ああ、私も「変わった」と聞いた瞬間「誉めコトバ」だと信じて疑わないほど今の自分に自信を持ちたいもんですよ。いやはや。

（どんな変わり方したんだ、このひねくれもの）